Asanaのインテグレーション
AsanaをRetoolに接続します。
Asanaへの接続
RetoolアプリケーションをAsanaデータで作成するには、まずAsana APIを照会するためのリソースを作成する必要があります。リソースはインテグレーションの上部に配置されており、データソースへの接続に必要な認証およびメタデータのフィールドを格納しています。
最初に、Resourcesページに移動してCreate newをクリックし、リソース・タイプとしてAsanaを選択します。
AsanaアカウントをRetool内で認証する方法は2つあります。oAuth2を使用する方法と、Asana APIの照会時に使用するAsanaパーソナル・アクセス・トークンをRetoolに提供する方法です。
他のユース・ケースに対してAsanaが推奨する認証タイプについて、詳しくはこちらを参照してください。基本的には、以下の方法で認証します。
- AsanaへのすべてのAPIコールを単一ユーザーに代わって行いたい場合は、パーソナル・アクセス・トークンを使用します。
- 現在ログインしているユーザーに代わってAPIコールを行いたい場合は、oAuth2を使用します(つまり、レベッカがRetoolアプリケーションを使用してAsanaプロジェクトにタスクを追加する場合、そのタスクはレベッカが作成したものとしてAsanaに表示されます)。
oAuth2を使用した接続
oAuth2を使用してAsanaをRetoolに接続する場合は、リソースに固有の名前を付けてCreate resourceをクリックします。リソースが作成され、アプリケーション内でそのリソースを使い始めると、そのアプリケーションを開いたユーザー全員が、自身の代わりにコールを行うためのアクセス許可をRetoolに付与するよう要求されます。
oAuth2のインテグレーションをテストしてアプリケーションのユーザーの閲覧内容を確認したい場合は、「Test oAuth integration」ボタンを押してアカウントを認証します(これでリソースが作成されます)。「Create resource」をクリックして作成を開始する方法もあります。
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Retoolアプリケーションのユーザーが、自身の代わりにAsana APIをコールするためのアクセスをRetoolに対して許可すると、Retoolはユーザーのトークンの検証やリフレッシュはもちろん、必要に応じてアクセスを再要求する処理を行います。
オンプレミス・デプロイメント時のoAuth2を使用した接続
オンプレミス・デプロイメントの場合にのみ必要
Retoolクラウドを使用している場合は、前述の手順を参照してください。
オンプレミス・デプロイメントのRetoolがある場合は、Asanaでアプリケーションを登録してクライアントIDとクライアント・シークレットを取得し、これらをRetoolに提供する必要があります。
最初に、Asana Developers Consoleに移動して、新しいアプリケーションを追加します。
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アプリケーションに分かりやすい名前を付けて作成すると、クライアントIDとクライアント・シークレットが付与されます。

これらをRetoolのリソース設定ページにコピーします。

最後に、Retoolの「OAuth callback URL」フィールドを、Asana Developer Consoleアプリケーション・ページの「Redirect URLs」セクションにコピーし、Addを押します。最終ページはこのようになります。

これで、Retoolの「Create resource」をクリックしてAsanaインテグレーションで作成を開始することができます。
パーソナル・アクセス・トークンを使用した接続
パーソナル・アクセス・トークンを使用してAsanaに接続するには、新規トークンをAsana Developers Console内に作成し、それをRetoolに提供する必要があります。
Retool専用の新規シークレットAPIキーを作成することを推奨します。Retool専用のキーを使用すると、Retoolアプリケーションが影響を受けることなくデフォルトのシークレット・キーにアップデートします。また、Retoolのアクセスを遮断する必要がある場合、Asana APIキーを使用している他のアプリケーションやサービスは影響を受けません。キーには分かりやすい名前を付けるようにしてください。
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Asana Developer Consoleにアクセスします - URL: https://app.asana.com/0/developer-console
次に、新規Asanaリソースを作成し「Continue with Personal Token」をクリックして、このトークンをRetoolに提供します。

用意されたフィールドにトークンをペーストします。「Create resource」を押して作成を始めましょう。

📘Retoolでは、パーソナル・アクセス・トークンをどのように使用するのですか?
Retoolでは、提供されたパーソナル・アクセス・トークンを、Asana APIへのリクエストの認証に使用します。リクエストはBearer Authを使用して認証されます。つまり、Retoolで行われるすべてのAsana APIリクエストに対し、Retoolが自動的に
Authorization: Bearer YOUR_TOKEN
ヘッダーを追加します。
パーソナル・アクセス・トークンの機能に関する詳細は、Asanaのパーソナル・アクセス・トークンについてのドキュメントを参照してください。
Asanaの照会
これで、Retoolアプリケーション内でクエリーを作成するときに、新規作成したAsanaのリソースをResourceドロップダウンから選択できるようになりました。
Asanaのクエリーの結果は、Retoolの他のクエリーの場合と同様に表示させることができます。実際に表示させたい部分を確認するには、レスポンスを調べる必要があります。常に最上位のdata
フィールドの{{asanaQuery.data}}
から確認を開始するとよいでしょう。
このリソースでのアプリケーション作成時にUNAUTHORIZEDエラーが発生する場合は、oAuth2フローとのセッションをまだ認証していないことを意味します。認証を行うには、クエリー・エディターでRe-auth APIボタンを押して、クエリーを再度実行します。
Updated 30 days ago